私たちがイルカ猟に反対しイルカを保護・解放すべきと考える3つの理由

(1)日本のイルカ猟を続けているのは「日本の伝統を守るため」ではなく、その実態は巨大な水族館ビジネスの需要の隠れ蓑にしているに過ぎません。そのため、イルカを食する人は実際には殆どいないにも拘わらず、多くのイルカの命が無為に犠牲になっています。ブルーシートを入り江に被せて事実を隠蔽することが、国家の尊厳を守ることではないと私たちは考えます。海外の活動家に任せることなく、日本人が責任を持ってイルカ猟問題、イルカの生態販売の問題を解決する必要があります。

(2)イルカは哺乳類であるにも拘らず、海の食物の流通・安全を管理する水産庁の管轄下にあります。そのため、本来あるべき野生動物としての保護の対象から抜け落ち、彼らを保護するための法的システムがまったく存在しません。彼らを適切かつ安全な保護下に置くにはその前提として、イルカを資源としての「魚」扱いから哺乳類として「野生動物」扱いをするように動かなければなりません。私たちは引き続き、イルカの管轄を管轄省庁を水産庁(農林水産省)から環境省に変更するように訴えてゆきます。

(3)日本人は人間として文化的・文明的に生きるべきだと考えます。世界中から「食物ならば何でも食べていい」などと考える幼稚で進歩の無い人たちと思われることは、国際的にも日本人の地位をおとしめる以外の結果は得られません。文化というものは常に変化してゆくものです。日本人は一部地域の悪習から脱却させなければ、日本人全体が「野蛮な民族」としてのレッテルを貼られることになるでしょう。